Honda Motorcycles Honda Flagship WING
Nov 2025
Hondaが二輪のトップエンドモデルに導入するプロダクトエンブレムの発表に合わせ、我々はブランドの象徴性を強化する映像と展示用モニュメントを制作した。本施策は、新エンブレムが持つ高品質性・先進性・所有感を多層的に伝えることを目的とした。EICMA 2025を舞台に、Hondaが掲げる「変革の象徴」を可視化し、新たなブランドステージへの移行を印象づける統合プロモーションを設計した。
Client Brief
本プロジェクトでは、Hondaが若年層を含む新たな顧客層への訴求と、二輪ICE転換期におけるブランド進化を発信する象徴として、新エンブレムの価値を正確に届けることが求められた。ロゴ刷新と誤認されない表現設計、伝統と先進性を両立させた高級感の伝達、トップモデルに相応しい権威性の演出、さらにデジタル文脈でも映えるミニマル&プレミアムな印象付けが主要要件となった。
Our Proposal
溶岩のエネルギーが形成する、
新時代の Honda フラッグシップの象徴
新しいプロダクトエンブレムが象徴する変革と所有の誇りを、神話的で原初的な力として描くコンセプトを提案した。溶岩・鉱石・氷山など、自然物のスケールと権威性を掛け合わせた表現により、エンブレムが時代を更新する核として覚醒する瞬間を可視化。また、説明不要で伝わるシンプルさと、歴史性×先進性の両立を重視し、トップモデルに相応しい存在感を持つ“儀式性のあるシンボル”としてエンブレムを位置づけた。
映像では、エンブレムがマグマの圧力や光のエネルギーから精製されるかのように誕生し、その発光がバイク全体へ力として伝播していく演出を構築。視覚的インパクトと先進性を両立させつつ、過度に説明的にならない象徴表現で新えんぶれむの意図と背景を表現。モニュメントは切り出された溶岩をモチーフに、イベント空間における権威性と儀式性を創出し、バッジのトップモデルの証としての存在感を最大化した。
Result
発表直後、新しいエンブレム「Honda Flagship WING」導入は広く報道され、肯定的な評価が多数を占める一方で、保守的なユーザーからは懐疑的な声もあった。だがそれも議論になることでブランド刷新としての注目度を高める結果となり、ホンダの二輪戦略およびブランド再定義への関心を喚起するきっかけとなった。
Credits
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- Creative Director
- Astushi Nakahashi (Cybor)
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- Planner
- Takayuki Ishibashi (Cybor)
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- Art Director
- Ryuichi Sano (Cybor)
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- Account Executive
- Shingo Ogura (CyberAgent)
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- Account Executive
- Yu Akama (CyberAgent)
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- Producer
- Yuta Matsuda (GVO)
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- Production Manager
- Takuro Mikami
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- Director
- Daiki Kamoshita (P.I.C.S.)
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- Online Editor
- Tomoya Sugino
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- Mixer
- Tomotsugu Kawamura
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- CG
- Shoji Takagi (TREE Digital Studio)